2017年11月29日

もんじゅ原子炉容器から液体ナトリウムの抜き取りが想定されていない設計であることが明らかに

廃炉が決定した高速増殖炉もんじゅは、当時完成を急ぐあまり、廃炉時に原子炉容器内の液体ナトリウム数百トンを抜き取ることを想定していない(抜き取ることが出来ない)ことを日本原子力研究開発機構が明らかにしました。
現在のところ、原子炉内の放射能を帯びたナトリウムを安全に抜き取る技術は確立していないとのことです[1]

経緯のまとめ

用語説明

ウランうらん

ウランとは、原子番号92の元素。ウラン - Wikipedia

天然に存在するウランは原子力発電に使用出来るウラン235と使用出来ない(俗に言う「燃えない」)ウラン238があります。しかし、ウラン235は非常に僅かしな採掘出来ないため、核燃料に成型する過程で「濃縮」する必要があります。

ナトリウムなとりうむ

ナトリウム(独: Natrium [ˈnaːtriʊm]、羅: Natrium)は原子番号 11、原子量 22.99 の元素、またその単体金属である。元素記号は Na。アルカリ金属元素の一つで、典型元素である。医薬学や栄養学などの分野ではソジウム(ソディウム、英: sodium [ˈsoʊdiəm])とも言い、日本の工業分野では(特に化合物中において)曹達(ソーダ)と呼ばれる。毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。ナトリウム - Wikipedia

プルトニウムぷるとにうむ

プルトニウム は、原子番号94の元素。プルトニウム - Wikipedia

放射性元素で発がん性を持ち、半減期はプルトニウム239の場合約2万4000年で自然界にはほとんど存在しない。
原子力発電の燃料として活用出来る一方で、核兵器の原料にもなるため国際ルールで保管は厳しく管理されている。

廃炉はいろ

廃炉(はいろ)とは、必要なくなった炉を停止させて炉とそれに関連する設備を解体すること、あるいは危険がない程度に整理し、その状態のまま放棄することである。廃炉 - Wikipedia

日本原子力研究開発機構にほんげんしりょくけんきゅうかいはつきこう

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(原子力機構、JAEA)は、原子力に関する研究と技術開発を行う国立研究開発法人。
日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構を統合再編して、2005年10月に独立行政法人日本原子力研究開発機構として設立され、2015年4月に国立研究開発法人に改組した。2016年に一部の組織を国立研究開発法人放射線医学総合研究所に分離し、放射線医学総合研究所は量子科学技術研究開発機構となった。日本原子力研究開発機構 - Wikipedia

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

核燃料サイクルかくねんりょうさいくる

核燃料サイクル(かくねんりょうサイクル、英: nuclear fuel cycle)とは、原子力発電を維持するための核燃料の流れ(サイクル)を言う。核燃料サイクル - Wikipedia


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