東レハイブリッドコードによる品質データを改ざん -問題は隠蔽体質か過剰な安全品質規格か
大手製造業である神戸製鋼や三菱マテリアル子会社のデータ改ざん問題が明るみになる中、東レ子会社の東レハイブリッドコードがこの機に乗じて仕方がなく自社のデータ改ざんについて公表するに至りました。
東レ株式会社(とうレ、英称:Toray Industries, Inc.)は、東京都中央区日本橋室町に本社、大阪府大阪市北区中之島に大阪本社を置く、合成繊維・合成樹脂をはじめとする化学製品や情報関連素材を取り扱う大手化学企業。東レ - Wikipedia
東レハイブリッドコードによる品質データを改ざんを受けて、鈴木信博社長が引責辞任し、取締役も外れ、一般の社員として再発防止策の検討などに携わるとしています東レ子会社不正:東レハイブリッドコード鈴木社長引責辞任 – 毎日新聞。
東レは東レハイブリッドコードによる品質データを改ざん事件を受けて、全ての工場で監査を行ったところ、航空機部品に使われる炭素繊維にはデータ不正は無かったことを明らかにしました東レ、不正書き換えなし 炭素繊維、全工場で監査 | 化学・金属・繊維 ニュース | 日刊工業新聞 電子版。
石井啓一国土交通相は、東レハイブリッドコードによる品質データを改ざん事件を受けて、会社側に
を求める考えを示し国交相 東レ側に安全性確認や再発防止求める考え | NHKニュース、自動車メーカーなどに使用状況や安全性への影響について調査するよう指示する考えを明らかにしました自動車メーカーに調査指示へ 東レ品質不正で国交相 :日本経済新聞。
東レ子会社の東レハイブリッドコードが、2008年4月から16年7月に渡って自動車タイヤ、ホース、ベルト等の部品149件、約400トンの品質検査のデータ改ざんを行っていたと発表しました。
また、東レハイブリッドコードは事態を2016年7月調査時点で把握していましたが、11月初めにインターネット掲示板による書き込みで問題が露見し、正式に公表するに至りました東レ、子会社でデータ改ざん タイヤ部品など149件 :日本経済新聞。